宅建士って意味あるんか

職場では常にモヤモヤしていた

宅建士の資格は人気ですが、不動産会社に就職した際、どんな扱いになるか経験しないとわからないと思いますので、退職して久しい私が当時のモヤモヤを書いてみたいと思います。

どちらかというと忘れておきたい記憶の分類に入るのですが、ある時YouTubeで宅建士の方が話しておられる内容を聞いていたところ、現状もずっと問題が変わっていないのだと感じたので、不動産界隈で働く宅建士の今後が少しでもマシになるよう、願いを込めることにします。

重説を棒読みするだけ

売買、賃貸、管理等、4社で勤務しましたが、どこも営業の社員の中に宅建士の資格を持って働いている人は少数でした。

するとどういう事が起こるかというと、資格を持ってない営業社員が契約を決めると、その社員は重要事項の説明をすることができないので、宅建士の社員が代わりに説明することになります。

そもそも営業マンがお客に物件を紹介して決めてもらうところまでこぎつけるのは、大変なことなのです。お客の個人情報や希望条件などを吟味して、時間と手間をかけて物件を探したり、何度も面談して信頼関係を深めることも重要です。時には話し相手になったり、人生相談に発展することもあります。

信頼も勝ち取り、苦労の末やっと契約の直前までこぎつけたのに、担当営業マンが資格なしの場合、本契約の席についた途端、お客にとっては見知らぬ宅建士が急に現れ、わかりにくい日本語がずらずら並ぶ、長くて眠くなるような重要事項説明が読み上げられるので、場が急に冷えるのは避けられません。

重説を読む宅建士も場の空気くらいわかるので、すごく居心地が悪いものです。

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では、どうすればよかったのか

不動産屋の内部は常にばたばたして、落ち着いて事務作業ができるのは、閉店後になりました。

外交的で客受けの良い(だけ)の営業社員と、事務作業ができて知識が細かい宅建士が、対立している構造が問題なので、お互い補佐し合う事ができる関係性を作っていくことが大切だったのではないかと反省していますが、実際は難しいのではないでしょうか。

究極の願いは

究極の本音、結論をはっきり言ってしまえば、宅建士の資格すら取ってない者が、不動産の仕事するな、です。

特に難しい試験でもないし、誰でも受験できるし、なぜ資格ないまま不動産屋になろうとするのか、不思議でしょうがないです。

不動産屋は高額の取引があるのだし、いい加減なことを言わないためにも、五人に一人など甘いこと言わないで、全員に宅建士を義務付けてほしいと思います。